About Us

営業職は、会社の「顔」として、お客様と自社の製品をつなぐフロント業務を担当しています。既存顧客への提案営業・定期訪問や、年に数回出展する展示会の準備・当日の対応、アフターフォローが主な仕事です。

営業部門では「お客様からいただいた声を大切にすること」と「初心に立ち返ってお客様と接すること」を常に意識しています。1960年創業の当社は、長くお付き合いさせていただいているお客様が多数いらっしゃいます。その中でも、緊張感を持ってお客様に接し、お客様の悩みや本音を丁寧にうかがうことを心がけています。お客様のものづくりの精度をより高め、お客様の現場環境を最適にすることを目標に、専門メーカーの技術力を製品に注いでいます。

BUNRIの強み

  • 濾過精度の高いBUNRIの製品
  • BUNRIは、国内唯一のクーラント濾過装置・切粉処理システムの専門メーカーです。BUNRI製品の役割は、工作機械で使用されるクーラントを濾過すること。金属の精密加工において、工作機械の精度や効率を高め、産業廃棄物を削減する、重要な工程です。開発・設計から製造、販売、アフターフォローの全てを行う社内一貫体制の専門メーカーであることは、自信を持ってお客様へご提案できる強みの一つとなっています。

また昨今は、多くの製造業が海外で現地生産するようになりましたが、特に精度が重視されるコア技術においては変わらず日本国内で生産されている状況です。濾過精度の高いBUNRIの製品は、そのようなお客様のコア技術の生産現場でも活躍しています。

専門メーカーが成せる高い技術力、そしてそこから生まれるオンリーワンの製品は、業界でも高いシェアを獲得しています。

通勤手段と通勤時のスタイル

東京・大阪営業所のスタッフの大部分は電車通勤です。一部、徒歩通勤や自転車通勤の方もいます。名古屋営業所は、車通勤の方がほとんどです。

営業職はお客様を訪問することが多いことから、原則、スーツスタイルで出勤しています。訪問予定がなければオフィスカジュアルで出社する日もありますが、急なアポイントメントが入った場合に備え、スーツを着用して出勤することが大半です。

当社の営業は、商談だけではなく、お客様の製造現場でのヒアリングや、メンテナンスといった業務での訪問も行います。そのため、当社指定の作業着に着替えて訪問することも珍しくありません。

更衣室が完備されており、下駄箱やロッカーが割り当てられるため、社内では室内履きと支給されているブルゾンで仕事する方もいます。

1日の業務の流れ

勤務時間は、8:00〜17:00、お昼は12時~(60分間)です。

オフィスにいる場合は上記のスケジュールが基本ですが、営業訪問中は各自で適宜調整しています。勤怠のチェック・直行直帰のスケジュールや有給休暇の申請は、パソコンなどから勤怠管理システムにアクセスして行います。

営業訪問がある日は、事前に準備した資料を確認し身支度を整えてから、お客様の会社へ向かいます。商談にかかる時間は約1〜2時間です。商談内容によって多少前後することもあります。その日の商談にかかる時間をあらかじめ見越し、外出前にはオフィスに戻る時刻を社内共有しておきます。

社内業務の日は、見積書や図面依頼の作成、受注処理、お客様の現場で調査した寸法などを資料にまとめて技術部に共有するなど、デスクワークが中心です。

コミュニケーションの取りやすいチーム体制を採用

  • メンバー同士の密なコミュニケーション
  • 営業部は少人数のチーム体制をとっています。営業所により人数は前後しますが、1チームあたり、営業担当4名、サービス担当1名、アシスタント1名、計6名程度です。少人数のチーム体制で運営することによりメンバー同士の密なコミュニケーションや情報共有ができています。また、新入社員に対しチーム全体でOJT研修を行っています。実務に即した適切なタイミングでの指導によって、より現場に即した営業を学ぶことができます。

営業担当エリアと売上目標

  • 営業担当エリア

    営業の担当顧客は、移動効率を考慮し、地域で区切ったエリア担当制にしています。基本的に自分のエリアの既存顧客を担当者1人で受け持ちますが、案件によっては、上司やサービス・設計の担当者が同行することがあります。訪問件数は担当エリアによって多少の差がありますが、平均して1日あたり2〜3件です。

  • 売上目標

    売上目標は、年間の売上予算金額を設定しています。当社の製品は、商談開始から納品までの期間が長いという特徴があるため、年単位での金額設定にしています。日々の活動は、その年間での目標金額を月別に落とし込み、具体的な活動を上司と一緒に検討します。 新入社員は、約1年間を勉強期間としており、個々のスキルやレベルを考慮して、徐々に担当エリアや目標を課しています。

新規顧客の獲得は展示会がメイン

  • 各種展示会
  • 既存顧客への営業に加えて、新規顧客を獲得するための大切な業務として、各種展示会への出展があります。出展する展示会は、日本最大規模で国際的なものと、地域密着型の代理店主催のものに分けられます。当社は年間で約10回程度、出展しています。展示会の業務は、事前の展示品・資料の準備から、会場の設営、当日のお客様対応、アフターフォロ-など、多岐にわたります。大規模な展示会は、営業本部が中心となって営業部だけでなく会社全体で取り組んでいます。地域密着型の展示会は、エリア担当者を中心にチームで取り組みます。

出展の目的は、既存顧客への新製品紹介と新規顧客の獲得です。日ごろの営業活動で意識しているセールスポイントを、新規顧客へもいかにアピールできるかが重要になります。

入社してからの研修は「現場を理解すること」がポイント

  • 現場を理解するための研修
  • 当社には現場が2つあります。1つ目は、製品を製造する現場である「自社のものづくり」の現場、そして2つ目が、自社製品が使われる現場である「お客様のものづくり」の現場です。この2つの現場から自社とお客様の需要と供給を理解することで、営業が行えるのです。

    「自社のものづくり」の現場への知識を深める目的で、どのような過程で製品を作っているのかを理解するための研修を全社で実施しています。研修は本社工場で行い、入社直後の約1ヵ月間は泊まり込みで学ぶ日々が続きます。(遠方からの参加者は、休日は市内ホテルに宿泊)

本社工場の宿泊施設である、総合福利厚生施設「のぞみ館」には、ゴルフシミュレーターや卓球台があり、仕事や研修が終わった後に利用できます。体を動かすことでリフレッシュでき、同僚と一緒に楽しむことで仕事以外でのコミュニケーションがはかれます。

1ヵ月の研修が終了した時点で、各部署に配属され業務がスタートします。入社1年後には、フォローアップ研修も実施しています。配属後、日常業務ではなかなか聞けないことを質問したり、OJTのなかで経験したことなどを同期と情報共有できます。

営業職ならではの「現場OJT研修」

  • 配属先でのOJT研修
  • 本社工場で研修を終えて、営業として配属が決まったら、まずは、すべての営業所を約2週間ずつ周り研修を行います。これは各営業所の特徴を学ぶことと営業同士の横のつながりを作ることが目的です。担当エリアによってお客様の業種などが異なり、営業所にもそれぞれ特徴があるため、それを実体験として学んでもらいます。また、担当を持ったときに、お客様が他営業所のエリアに拠点があることも多々あります。営業所を超えたコミュニケーションが必要になるため、その土台作りとして研修を行っています。それから、自身の配属先でのOJT研修を開始します。

OJT研修は約1年を目安に行い、様子を見ながら、上司の判断で適当な案件から担当するよう指導しています。任せられる業務によって経験値に差が出てしまわないよう、営業スタッフ全員が同じスキルを獲得するための情報共有を活発に行います。また、チーム全体や営業所同士で協力した指導研修を行う場合もあります。

BUNRIが求める営業職は「ものづくり(メカニック)が大好き」「自主性がある」「人と信頼関係を築ける」方

  • 充実した社内教育制度
  • 営業部門では、知識の有無や経験よりも「ものづくりが大好き!」「メカニックが好き」という熱い想いがある方を求めています。実際に社内には、ミニチュア模型好きや車好きなど、ものづくりやメカニックが好きなスタッフが多数在籍。営業部門でも、必要なものはまず自分たちで作ってみる社風があります。

    営業担当エリアと目標を設けていますが、その他の多くは個人の裁量に任せています。そのため、先輩や上司に相談しながら、自分で物事を進められる人を求めています。

また、社内では営業チーム内や他部署との連携や調整をしたり、お客様対応ではお客様のものづくりを理解して要望をヒアリングしたりと、人と接することが一番多い部門です。当たり前ではありますが、挨拶ができる・約束を守る・できないことを素直に認められるといった、誠実な振る舞いができることが信頼関係を築く上で、重要だと考えています。

社内教育制度が充実していて、実際の現場では経験豊富な先輩が丁寧に教えますので、業界未経験でも大歓迎です。

お客様との一体感が忘れられない喜びに

売上目標を達成できたり、大幅な売上が積み上げられたりした瞬間に、喜びを感じられるのが営業職です。しかし、何よりも嬉しく、モチベーションアップにつながるのは、お客様との一体感を得られることです。

営業職では、長い時間をかけてお客様のもとに何度も足を運ぶ地道な努力が求められますが、それこそが「やりがい」につながります。BUNRIの製品は見積りから納品まで1カ月程度の標準品もありますが、ほとんどはお客様のニーズに合わせて造るオーダーメイド品です。そのため、商談開始から製品導入まで長期間におよぶことが多く、お客様の求めるものを理解するためのヒアリングと試行錯誤が続きます。お客様と何度もお会いして要望をうかがったり、お客様の製造現場で採寸やスケッチを行ったり、修正事項を確認したりする中で、お客様との信頼関係が徐々に出来上がっていきます。納品後にお客様から「BUNRIにして本当に良かったよ」の一言をいただくと、忘れられない喜びになり、営業活動の励みになります。

工作機械の現場でクーラント濾過装置の清掃は、時間と手間がかかり、しかも作業者自身も汚れてしまうといった大変な作業です。BUNRIの製品を導入することで、その清掃業務が「自動化」できます。毎月必要だった清掃業務も、半年から1年に1回の頻度に低減し、人件費の削減や作業の効率化、作業者にやさしい現場環境作りに貢献することができます。

お客様が困っていることを細かくヒアリングして、そのニーズにマッチしたものを提案するのが営業の仕事です。お客様との対話を通して一緒に製品を設計していくこと、それがBUNRIの営業の醍醐味です。