About Us

株式会社ブンリ・ブンリ工業株式会社は、工作機械で使用するクーラントを濾過するクーラント濾過装置・切粉処理システムの専門メーカーです。高品質の製品を造り上げることはもちろん「開発したものは必ず最後まで責任を持って面倒をみる」ということを創業当時からのポリシーとして、開発から設計・製造・販売・アフターフォローまでの全てを自社で行なっています。

社名の由来

  • Bunriロゴマーク
  • クーラントと切粉を「分ける」、英語では「セパレート」、つまり「分離」という意味です。製品の役割がそのまま社名になっています。

BUNRIが造っているもの

日常生活の中で見かける様々な機械、例えば自動車、電車、家電などは、数多くの精密な金属部品で構成されています。これらの金属部品は「切削」「研磨」などの加工方法によって形成されており、その加工は「工作機械」を用いて行われています。

工作機械による加工

金属を加工する過程で、様々な形状の「切粉(切りくず)」が発生します。そして、加工する際は、冷却、潤滑、洗浄、サビ防止を目的として「クーラント(冷却材)」を流しています。

  • 冷却、潤滑、洗浄図
  • 冷却、潤滑、洗浄図
  • 冷却、潤滑、洗浄図

その後「切粉」と「クーラント」は混ざった状態で排出されますが、これをそのままクーラントとして再利用すると、下記のような問題が生じます。

  • 切粉が金属と工具の間に挟まって加工精度が落ち、不良品が増え、生産性が下がる
  • 定期的なメンテナンスが必要になり、工作機械の稼働率が下がる
  • 工具やクーラントの寿命が短くなる

私たちBUNRIは、これらの問題点を解決するために、混ざった「切粉」と「クーラント」を分離し、クーラントの再利用を可能にする「濾過装置」を造っています。

濾過装置

工作機械を用いる現場で「良いものづくり」を実現するには、「良い工作機械」で「良い工具」を使って加工し、「良いクーラント濾過装置」で後処理を行うことが必要です。機械や工具の性能がどれだけ高くても、適切な濾過精度のクーラント濾過装置がなければ、生産性の低下やコストの増加に繋がってしまいます。これらの3つの要素が全て揃うことで「良いものづくり」が成り立っており、BUNRIはこの一端を担っている会社です。

良いクーラント濾過装置の必要性

良いクーラント濾過装置を使うと、下記のようなメリットがあります。

  • 加工精度が安定し、生産性が向上する
  • メンテナンスの頻度が下がり、工作機械の稼働率が上がる
  • 工具やクーラントの寿命が延びる

BUNRIの強み

BUNRIはクーラント濾過装置・切粉処理システムの「専門」メーカーです。日本国内では専門としている会社は他にありません。開発・設計から製造、販売、アフターフォローの全てを行う社内一貫体制の専門メーカーであり、社員全員がクーラント濾過装置のあるべき姿を常に追い求めています。幅広いラインアップや濾過精度の高い製品を提供し続けることで、国内の工作機械メーカーや部品加工メーカーはもちろんのこと、海外メーカーの生産現場にも数多く導入され、業界でも高いシェアを獲得しています。

また、ランニングコストを大幅に抑えられることも強みのひとつです。私たちが作るクーラント濾過装置・切粉処理システムは、消耗品の交換・清掃・クーラントの交換などの作業が低減されるためです。また産業廃棄物が削減されるため、昨今重視されている地球環境の改善にも一役買っています。

お客様の声を大切にした製品開発

ものづくりの会社、そして専門メーカーとして意識していることは「お客様からいただいた声を大切にすること」です。最後まで責任を持って面倒をみているからこそ聞ける「お客様の声」。そのお客様のご意見や悩み、本音を丁寧にうかがい、より現場に即した製品開発に務めています。

私たちは、製品の開発や品質向上などを追及し続け、お客様のものづくりの精度をより高め、お客様の現場環境を最適にすることを目標にしています。また、専門メーカーとしての技術力で製品づくりに邁進し、地球環境のためにさらなる貢献を目指しています。