溶接技術競技会への挑戦|BUNRI溶接チーム

イベントレポート
技能職
2023年01月16日

溶接技術競技会とは

日本溶接協会が関連団体の協力の下、全国の溶接技能の向上と振興を図るために1952年より開催している歴史ある競技会です。

競技種目として、被覆アーク溶接(手溶接)と炭酸ガスアーク溶接(半自動溶接)の2種目が設けられています。
選手は、制限時間内に競技課題の溶接作業に取り組みます。
製作物は、外観審査、X線透過試験・曲げ審査によって採点され、順位が決定します。

BUNRI溶接チームの歴史

ブンリ工業では40年ほど前より自薦メンバーで競技会に参加しており、地区大会はもちろんのこと、全国大会で優秀な成績を収めている歴史あるチームです。

2022年からはチームTシャツの製作や練習用スペースの整備をおこないました。
メンバーも大幅に増え、日々切磋琢磨しています。

2年連続で全国大会に出場!日本一の頂へ

2022年は9年ぶりに全国大会への出場者を輩出しました。
2023年の地区予選では3名の入賞者を輩出し、2年連続で全国大会へ出場予定です(半自動溶接の部)。

日々の業務に加え、競技用の練習と大変ですが、個人のモチベーションアップや若手の育成に大きな影響を与えています。特に若手への「技術を身につける楽しさ」を知ってもらうことはブンリ製品の品質向上はもちろんのこと、日本の製造業の活性化にもつながると感じます。

「日本一の頂」を目指し、これからもチーム全体で挑戦していきます。

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